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1万円から始められる! 積立投資講座 11

「投資信託」選択のポイント

月々1万円から投資信託の積み立てを始めることができるファンド積立。
効率的な分散投資をおこなうことができて、しかも投資のプロに運用を任せることができる投資信託ですが、実際に投資信託に投資しようとすると、とてもたくさんの商品があってどれに投資したらよいか迷ってしまいます。
これら投資信託のなかから、どのように自分にあった投資信託を選んでいけばいいのでしょうか? (株式累積投資)を利用することによって、1万円以上の好きな金額で自分が決めた好きな銘柄の株式投資を行なうことができます。(分散投資)


何に投資をしているかを知る(投資対象の違い)

投資信託を選択する場合のひとつの目安は、「何に投資をしているか?」ということです。
何に投資をしているかによって、投信の値動きがかわってきます。
投資の対象は、まず大きく分けて「株式」「債券」の2つです。
株式に投資をする「株式型」は、株式に分散投資をすることによって、投資の専門家(ファンドマネージャー)が選んだ複数の株式に分散投資をすることによってリスクを抑えながらも大きな値上がりを期待することができます。債券に投資をする「債券型」であれば、投資対象の債券にはあらかじめ決まった「利息」と「元本」が期待できますので、ある程度安定した運用が見込まれます。
「株式型」、「債券型」は国内の投資商品に投資するのか、海外の投資商品に投資するのかによって「国内株式型」、「国内債券型」と「海外株式型」、「海外債券型」の4つに分かれます。
現在わが国では超低金利、株安といった状態にありますが、外国に目をやると高い金利の国、まだまだ株式の高成長が見込める市場もあります。そこで、海外の投資商品にも投資をする「外国株式型」「外国債券型」であれば、国内より高い値上がり益や金利が得られる可能性はあります。だたし、外国の商品に投資する場合には、為替相場によって予想以上の利益が得られる場合と、予想外の損失が発生する場合があります。
さらに、これら4つの投資対象のうち、いくつかにまたがって投資をする「バランス型」や複数の「投資信託」に投資する「ファンドオブファンズ」などがあります。

一般的に、大きな値上がりを目指すのであれば、株式への投資割合が大きいもの、より安定を目指すのであれば、債券への投資割合が大きなものを選択します。


投資スタイルの違いを知る

ひとつひとつの株価は毎日上下していますが、それら株価の動きを証券市場全体の動きとしてとらえるのが、日経平均とかTOPIXといった株価指標(インデックス)です。 次の図は、株価(インデックス)の動きと、投資信託の値動きを模式化したものです。
株価(インデックス)の動きを 赤線 とすると、図の 青線 のようにインデックスと同じような値動きを目指す投資スタイルを「インデックス型」といいます。
また、ファンドマネージャーが様々な分析や投資手法によって積極的な運用をおこない、「株式市場(インデックス)より多くの値上がり」を目標とする投資スタイル オレンジ破線 を「アクティブ型」といいます。
ただし、アクティブ型の投信は、運用がうまくいけば、インデックス型より多くの値上がりが期待できますが、反対に運用に失敗するとインデックス型より運用成績がわるくなってしまうことも考えられます。
したがって、アクティブ型とインデックス型のどちらが有利かということは、一概には言えません。
株価(インデックス)の動きと、投資信託の値動きの模式化
注意
どれを選べばいいか

投資信託に投資をする場合は、個別の銘柄の選択はファンドマネージャーに任せることができますが、「どの商品に投資するか」ということは、自分で選ばなければいけません。 一般的に安定的な運用を目指すのであれば「債券型」を、大きな値動きを期待する場合は「株式型」の投資信託を選択することが考えられます。
また、「株式市場」や「債券市場」全体の値上がりに期待するなら「インデックス型」を、「バイオ」「インターネット」など特定のテーマや、「実力成長株」「アジア新興市場」など特長をもった運用に期待するのであれば「アクティブ型」の投資信託を検討してみるのも良いでしょう。

[今回の結論]

月々決まった金額で投資信託を買付けるファンド積み立て。月々投資することによって投資タイミングを分散することができますが、投資するファンドは自分できちんと選択する必要があります。
投資信託を選択するためには、「何に投資をしているか」ということを知ること。そして、「どのように運用されているか」を理解したうえで行う必要があります。


date: 2002.11.19
Text: 大木雅由(おおきまさよし)--FPアソシエイツ&コンサルティング
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