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1万円から始められる! 積立投資講座 7


投資効果をUPする「株主優待」! 銘柄選びの楽しみにも。

株式に投資する楽しみのひとつに、株主優待があります。
月々1万円から積立てをした場合でも、単元株主になれば次のような特典が得られます。

   株主優待情報はこちら


ディズニーランド1日優待パスポート、自社商品引換券、優待食事券、映画優待券(入場券)、電車フリーパスなどなど、自社株式に投資してもらうため、自社の顧客になってもらうため、自社製品を理解してもらうためなどの理由で、多くの企業が株主に特典を提供しています。

ほんの一例ですが、具体的に見てみると次のような内容になっています。

銘柄 優待内容 枚数等
日本ケンタッキー・フライド・チキン(9873) 自社商品引換券
(5000円相当)
1000株以上 1枚
(半年ごと)
東映(9605) 優待券 1000株以上 1枚(毎月)
2000株以上 2枚(毎月)
〜中略〜
〜60000株以上 30枚(毎月)

この株主優待を、実際に使ったらいくらになるかという金額に置き換えて、投資効率という観点から配当金と比べてみると、次の表のようになります。

銘柄 株価※1 1株
配当
配当利回り(1) 優待
換算
※2
優待換算の利回り(2)※4 (1)+(2)
※5
日本ケンタッキー・フライド・チキン(9873) 2,680円 200円 7.46% 10,000円 0.37% 7.83%
東映(9605) 325円 5円 1.54% 21,600円
※3
6.64% 8.18%
※1 2002年8月7日終値
※2 株主優待券等を使用した時に得られる経済的価値で換算
※3 映画1枚1800円換算
※4 優待換算/1単元の投資金額 (ex.) 0.38% = 10,000円 / 2,680,000円 * 100
※5 税金や換金手数料などは考慮していません。

日本ケンタッキー・フライド・チキンは、1株当たりの配当が200円ととても配当が多い企業です。でも、株主優待をあわせて計算すると、1株当たりの配当が5円の東映が、利回りで上回ってしまうことがわかります。

例えば、株価が現在のままで月々3万円ずつ東映に積立てた場合は約11ヶ月で、日本ケンタッキー・フランド・チキンに積立てた場合は約7年5ヶ月単元株主となって、映画館のチケットや割引券などがもらえるようになります。
月々の積立てることによって、気がつかないうちに株主優待がもらえるようになるのです。

株主優待

株式積立てでも、株主優待のチャンスがある。

投資の効果をUPする株主優待。この株主優待を得るためには、権利確定日※6に単元株数以上の株主であることが必要です。つまり、ある程度まとまったお金が必要です。
でも、株式積立の場合は、権利確定日にまだ単元株になっていなくてもおなじ銘柄に投資している投資家の持分を合算し、配当金、株主優待を(単元株未満の部分は証券会社が負担します)、配当金、株主優待※7を、権利確定日の持分に応じて分配してくれるのです。
※6 株主の権利を確定する日、銘柄によって決まっています。
※7 株主優待の内容によっては、換金、分配されないものもあります。



[今回の結論]

投資によって得られる収益が再投資されることで、長期の投資で複利のチカラを利用することができます。
配当金に加えて、株主優待も再投資できる「株式積立て」なら、効率的に資産を増やすことができるのです。
※8
さらに、積立てた株数が単位株になったら、もちろん通常の株主優待が受けられるようになります。銘柄選びの楽しみに「株主優待」も研究してみましょう。

※8株主優待のうち、換金できないものは処分されます。また、持株数に関わらず一定の株主優待しか得られない場合は、おなじ銘柄に多くの投資家が申し込むと、一人あたりの配分は小さくなります。



date: 2002.08.07
Text: 大木雅由(おおきまさよし)--FPアソシエイツ&コンサルティング
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