Step6: その他、株式投資に大切なこと
その29: もしも投資をしている会社が倒産してしまったら
株式投資を行っているうえで遭遇したくないことは、投資をしている会社の倒産でしょう。最近では、大きな会社でも倒産することが珍しくはありません。時には業界大手、老舗と言われているような会社でさえ倒産をするような時代になりました。
上場している会社が倒産すれば、その会社が発行している株式の価値はゼロ、残念ながら株は紙くず同然になってしまうのが一般的です。倒産した会社の株は「整理ポスト」に移され、そこで一定期間取引が行われますが、実際は売り注文がほとんどですから株価はどんどん下がっていきます。株価が急落していく過程で一時的に、買いが入ってくることがありますが、あくまでも一時的なものでその後は1円程度まで下がってしまいます。そして一定期間後には上場が廃止され事実上取引はできなくなります。
民事再生法などの適用を受け再建計画がたてられる場合でも、大方の会社については100%減資を行うため、株はやはり紙くず同然となってしまいます。
会社が倒産をした場合は、残余財産があれば株主の優先順位に応じ配分を受けることができますが、倒産をしたときは負債の方が多い場合が一般的ですから、残余財産がなく株主は分配を受けられないケースがほとんどでしょう。つまり、株主は投資した資金を回収することは実質大変困難であり、その大半がゼロになってしまうということです。
株式投資で投資した会社の倒産は最大のリスクと言えるでしょう。この最大のリスクを避けるには倒産するような会社に投資をしない、最初の銘柄選びの段階で倒産しそうな銘柄には手を出さないようにすることです。万が一保有している会社が倒産という事になった場合は、売却できるうちに一刻も早く売却をすることです。大きな損失が出てしまうとしても、投資資金がゼロになってしまうよりはマシですから。