Step3:
その21: チャートってどうやってみるの?
ファンダメンタルズに注目し、経済環境や投資対象となる多くの個別企業の投資価値を克明に調べることで、株価は会社の業績などで決まるという考え方をファンダメンタルズ分析といいます。また、過去の株価の動きのみから今後の株価を予想する方法をテクニカル分析といいます。
最近ではテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を組み合わせて分析に深みを持たせる投資家も増えています。
このテクニカル分析の中心となるのがチャートとよばれるものですが、チャートとは、いったい何のことでしょうか?
株式投資をしていると、ローソク足、移動平均線、出来高などという言葉を見聞きする機会が増えますが、これらを図表として表記したものがチャートです。
まずチャートの基本となるローソク足を理解しましょう。ローソク足は陽線と陰線という2種類があり、形状がローソクに似ていること、そして足跡を残すという言い方をしますが過去の形状を図に残すことからローソク足とよばれています。ローソク足は始値、終値、高値、安値の4つの値段(=四本値)から作られ、始値よりも終値が高い場合は陽線、始値よりも終値が安い場合を陰線と呼びます。
これを日ごとに計算したものを日足、週ごとに計算したものを週足、月ごとに計算したものを月足と呼びます。これらを時系列に並べるとローソク足チャートが出来上がります。
チャートではさらに移動平均線というものがあり、過去5日間の株価の終値を平均したものが5日移動平均線、過去25日間の株価の終値を平均したものを25日移動平均線とよびます。
さて、ローソク足や移動平均線から何が読み取れるのかといえば、例えば長い陰線が出た場合は、株価が下に向かい売り圧力が強いことを表しています。このローソク足が移動平均線の上にある時は、株価に勢いがあると考えられ、下にある時は勢いが弱いと考えられます。
チャート分析は、株価の向かう方向性ともいえるトレンドを知ることが可能になり、株式投資を行う上でも、活用してみるとよいでしょう。