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Step3: 株式投資に重要な指標と銘柄の見方


その17: ROEってなに?

 株式投資を行っていると、様々な横文字が出てきます。このROEもその一つ。ROE(=Return on Equity)とは株主資本利益率とよびます。このROEからどのようなことがわかるのでしょうか?  ROEは、株主が投資したお金が効率よく利益に結びついているかどうかを確認する指標といえます。

ROEの計算方法は当期純利益株主資本で割ることで求められます。

ROEの計算方法
 

このROEが高い企業ほど、基本的には株主資本を効率的に活用していると評価できます。一般的には10%を超えれば、とても効率性の高い企業と評価でき、5%以上でもなかなか見所があると評価されるのが一般的です。
 今ではインターネットの株価検索から簡単に調べられるほか、会社四季報や日経会社情報などに出ているので、投資判断の一つとして参考にするとよいでしょう。
 ただ、この指標には弱点もあります。借入金が多い企業の場合、総資産に対する株主資本(上記の式の分母の部分)が小さくなるためにROEが高くなってしまうことや、企業が新たに株式を追加発行するなどの増資をした場合には、上記の式の分母の部分が大きくなりますので、増資前に比べてその企業のROEが低く出ることがあります。さらに設立間もなく、まだ利益が出ていない会社の場合には上記の式の分子部分が小さくなりますのでROEが低くなります。
 よって、この指標だけを当てにして投資をするのではなく、他の指標と組み合わせて活用するといいでしょう。

ポイント
1. ROEが低い会社は、経営効率の悪さを疑ってみる。
2. ROEが高すぎる場合は借入金がないか、低い場合は増資をしてないか、新会社ではないかなどを調べてみよう。
3. 同業他社のROEと比較してみよう。
text: 株式会社フィスコ

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