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Step2: 株の上手な買い方


その14: 売買が成立した後は?

 証券会社に口座を開設し、無事売買注文が約定した後の流れを見ていきましょう。注文が約定しますと、決済(受渡し)が行われます。受渡しが完了した後は株主になるための手続きがとられます。

受渡し

 注文が約定しますと決済が行われますが、これを受渡しといいます。株を購入した場合はその代金を支払い、株を売った場合にはその代金を受け取るということになります。受渡しは、約定日を含めて4営業日目に行われます。「営業日」とは証券会社が営業をしている日を言うので、土曜、日曜、祝日などは日数を数える際には含まれません。また、権利確定日には受渡しができないこととなっているため、配当落ち日権利落ち日に約定した場合には、受渡しは約定日から起算して5日目となりますので注意が必要です。

「受渡し」の流れ

 株式の分割や配当などが行われる場合、権利確定日に株主名簿に記載されている株主に対してこれらを受ける権利が付与されます。したがいまして、これらの権利を得るためには権利確定日には受渡しが行われなければなりません。しかし、前述のとおり権利確定日には受渡しは行われないことになっていますので、実際には権利確定日の前日までに受渡しが行われる必要があります。つまり、権利確定日から起算して5営業日前が権利付き最終日ということになります。

取引報告書が送られてくる

 約定日の翌日には証券会社はその取引の詳細を記した「取引報告書」を郵送します。これには今回の取引の銘柄名、株式数、約定日、売り買いの別、単価、手数料、受渡し代金など取引の内容が記載されています。取引の内容に誤りがないかどうが、しっかりと確認をすることが大切です。

名義書換と保管振替制度

 株式を購入した投資家が株主の権利を得るためには名義書換が必要となります。名義書換の手続きは通常2、3週間程度かかり、その間は売却をすることはできません。これに対し、保管振替制度(ほふり)を利用する場合は、名義書換を行う必要はありません。その代わり株主は実質株主名簿に記載され、株主としての権利を得ることができます。売却についての制限もなく、個人投資家の間では保管振替制度の利用が一般的です。

text: 株式会社フィスコ

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