Step3: 運用商品の違いをキチンと理解しよう!
その7: 知らないと損!「単利」と「複利」の大きな違い
資産運用においてとても重要な意味を持ってくるのが「単利」と「複利」です。「単利」と「複利」は利息のつき方の種類ですが、その結果には大きな違いがでてきます。
●単利と複利
<単利>
単利は、当初預け入れた元本に対してのみ利息がつく計算方法です。
例えば100万円を年利10%で単利運用した場合、毎年10万円の利息がついていくことになります。つまり、当初の元本に対してのみ利息計算が行われるということです。
<複利>
複利は、単利とは異なり運用期間中に発生する利息を元本に繰り入れ、それを新しい元本とし再投資、利息を計算する方法です。発生した利息が元本に加えられ再投資されていくので利息が利息を生んでいく形になり投資運用を行う場合には、大変有利です。
上記と同様に100万円を年利10%の複利運用を行った場合、1年目は利息が10万円つき、この10万円と当初元本の100万円を足した110万円が2年目の元本となり利回り計算が行われます。つまり1年目の利息10万円が再投資されていることがわかると思います。このように利息が再投資される形で元本が増えていきますので、単利に比べ複利のほうが高い運用効果が得られるのです。
単利と複利では4年運用をしたとして、すでに6万円の差があることがわかります。これが「複利効果」です。
●複利効果の力は驚異的
複利効果の力は、上記の計算でおわかりいただけたと思います。この効果は運用期間が長期になればなるほど高くなっていきます。資産運用を行う上で、この複利効果を利用していくことは非常に重要です。何%の複利運用で、何年投資が行えたか、これが将来の資産に大きな影響を与えることになります。アセットアロケーションの決定から見直しなどを効果的に行っていくこと、そして普段から少しでも高い運用能力を身に付けられるように学習をしていくことが大切です。