Step1: 資産運用をはじめてみよう!
その2: 資産配分をすることの重要性とは?
資産運用の基本は、アセットアロケーションと言われています。アセットアロケーションとは「資産配分」のことを意味します。資産運用をする際の金融商品の組み合わせのことをポートフォリオといいますが、アセットアロケーションとはポートフォリオのような金融商品の組み合わせではなく、もっと大きな資産クラス(アセットクラス)での配分を指します。
資産クラス(アセットクラス)は「国内株式」「国内債券」「外国株式」「外国債券」などに分けられ、「不動産」や「流動資産(現金)」を含める場合もあります。これらの資産クラスに資産をどのように配分するかにより投資成果の約9割は決まってくると言われるほど重要です。
アセットアロケーションは分散投資の効果をもち、これは資産運用の上で非常に重要です。特定のアセットクラスに資産を集中した場合、リスクは高まっていきます。例えば、国内株式に資産を集中させた場合、例えその中で複数の証券に分散したとしても、全く異なるアセットクラスに分散させた場合に比べて、関連性の高い動きをしてしまう可能性があります。この関連性を「相関係数」というもので表しますが、相関係数がプラスになる組み合わせ(正の相関関係)は避け、異なる値動きをするマイナスの組み合わせ(負の相関関係)が、お互いのリスクを軽減させる効果があるとされています。
国内株式だけだとリスクが高いので、外国債券を持つ。国内株式が上がれば外国債券は下がり、国内株式が下がれば外国債券は上がる、このような逆の動きをすることが負の相関関係となり、リスクコントロールができる・・・つまり、効率的な資産運用が可能となってくるのです。
ただし、アセットアロケーションは画一的なものではないことに注意が必要です。年齢や資産の目的、どれくらい投資できるのか、そして、自身のリスク許容度、こういったことを考慮して決めていくことになります。きちんと投資・金融商品への理解などを深めていけるよう日頃からの勉強が必要不可欠なのです。