Step4: 投資信託を持ったなら・・・
その19: 投資信託の評価はどのように行われているのか?
何千もある投資信託を自分で評価をするのが難しいと思う人も多いのではないでしょうか。そこで利用したいのが投資信託の評価会社です。
スタンダード&プアーズ、モーニングスター、野村総研など、数十社の格付け評価機関があります。どこもオリジナリティーのある評価を行っており、☆の数で5段階評価をしたり、AAAといったアルファベットを用いた評価をしたり、また各社でファンドの分類を独自に行ったりしています。
各社の評価の方法ですが、二つの方法が有名です。過去のパフォーマンス等、数値で計測されるものを対象として、相対的な比較をしながら評価する「定量評価」と、運用会社の安定性・成長性・効率性や運用哲学・運用プロセス、ファンドマネージャーの資質、ディスクロージャーの質などのあらゆる側面から分析して評価する「定性評価」があります。
定量評価はあくまでも過去の数字から分析したもので、過去から今までのファンド状態を評価したものです。
一方、定性評価は、過去の数字はあくまでも過去のもの。定量評価では計れない部分を補う分析で、ファンドアナリストらが個別の投資信託の毎月の運用報告・売買リストなどを見て投資の一貫性などを検証したり、不明な点がある場合には任意にインタビューを行うなどしたりして調査を行っています。
このような様々な分析によって、各社が投資信託を評価しています。投資信託をこれから始める初心者の皆さんが注意すべきことは、現在のファンドがどのように評価されているのかをまず知り、安心して投資ができるファンドなのかどうかを感じることです。