Step1: 投資信託ってどういうものなの?
その4: 投資信託では3つの金融機関が登場する
投資信託は、多くの投資家から集めたお金を一つにまとめ(ファンド)、運用のプロが株式や債券などで運用を行う商品ですが、もう少し具体的に言いますと「販売会社」「運用会社」「管理会社」という3者が登場し、それぞれが専門の役割を分担して厳正で効率的な運営を行っています。この3者、どういった機関でどのような役割を担っているのでしょうか。
●販売会社
証券会社や、銀行、郵便局等で投資信託の販売を行う機関です。投資信託の購入や換金、分配金等の支払い、目論見書や運用報告書等の交付、受益証券の保護預りなどを行い、投資家の窓口という役割を担っています。投資信託の運用については一切関わりは持っていません。
●運用会社
委託会社ともいいます。投資信託の設定や運用方針の決定・管理会社への指図、目論見書や運用報告書等の作成などを行います。投資信託の中心的役割を担っています。運用会社が投資信託を投資家に直接販売することもあります。
●管理会社
受託会社ともいいます。信託銀行がこれにあたります。信託財産の管理・運用を行います。運用については投信会社などの運用会社の運用方針・指図にのっとり、実行をします。また、販売会社から預った投資家の資金を保管・管理しますが、信託銀行は自己の他の資産と区別して厳正な管理を行っています。これを「分別管理」といい、仮に販売会社、運用会社、管理会社のいずれかが破綻をした場合であっても、投資家の資産は守られることになっています。
このように投資信託では、3つの金融機関が役割を分担して、投資家の資産を管理・運用しています。また、役割を分担することできちんと情報は開示され、透明性の高さを維持することが可能となっています。投資家が安心して、お金の運用を任せられる仕組み作りがなされているのです。